文字アレルギーは克服しよう!! -社会人になる前に読書習慣を身につけるメリット-

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若手社員に「これ読んどいて」が通じない?

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普段、私はシステムエンジニアの仕事をしている。
30代半ばで、後輩を指導することも増えてきた。

ここ数年入社してくる方たちだが、
文字アレルギーが多い印象だ。

質問された際に
「これ読んどいて」
と手順書を渡しても、表情が曇ってしまう。
どうも直接口頭で説明してほしいらしい。

私の下につく方たちがたまたまそうなのかもしれない。
少ないサンプルで「最近の若者は…」と論じるのは
ナンセンスなのでやめておく。

読まずに済む仕事はない

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ただ、お説教臭くて申し訳ないが、
これから社会人になる若い人たちに言いたいのは
『文字アレルギーは極力直しておいてほしい』
ということだ。

大量のテキストを前にしても、避けずに向き合えるようになってほしい

もし今学生ならば、
今現在、勉強もしくは研究している対象の学問領域の本、
入門的な本でも良いので目を通して欲しいと思っている。

「そんくらいやっとるわボケ」という声も聞こえそうだ。
しかし、ドキッとしている人はぜひやってほしい。

最悪、もっと、くだけた本でも良い。
それこそ、このブログで紹介しているような気楽に読める本でもかまわない。
【レビュー】さくらももこ「乙女のバカ心」(もものかんづめ)読むとニヤニヤが止まらない魅力 | より笑う人生

社会人になるということはテキスト社会に飛び込むということ

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一応言っておくが、私は本を読むこと自体はえらいことだとはまったく思わない。

ただ、もしあなたが
『大量のテキストを前に逃げ出したくなるタイプ』であるならば
克服する術として読書自体は非常に良い手段だと思うのだ。

今後長い目で見たら、長い文章に目を通さなくとも通用する社会にいずれなるかもしれないし、
なんならそういう業界もあるのかもしれない。

ただ、一般にホワイトカラーといわれる仕事にリーマンとして就くならば警告しておく。
まだまだテキストを読む必要性にありふれている。

プロの本を読もう

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世に出回っている本は、
(ピンキリだとは思うが)プロフェッショナルが書いているものだ。

読みやすい本で良いから
プロフェッショナルの書く本に出来る限り目を通しておいてほしいのだ。

なぜか。
前置きが長くなったが、これが一番言いたかったことだ。

社会人になってからは、
『書くことに関して「プロフェッショナルではない人」が書いた文書』
を大量に読まなくてはいけないからだ。

  • 顧客からの要求。
  • 上司からの指示。
  • 同僚からの相談。

その他もろもろ、書くことを主の生業(なりわい)としてはいない、素人の書いた文書だ。
これらをインプットにして自分の仕事を進めなければいけない。

プロの書いた本も読んでいないのに、
素人の書く文書に目を通せるか?
という理屈だ。

逆に言うと、プロフェッショナルの書いた文章に事前に触れておけば、
素人の文章もある程度読めるようになる。
つたない文章でも行間が読めるようになる。
※理屈でどうこう説明できませんが、経験的にそう実感しとります。

もしこの記事自体読みづらいと思うのならば、「それ見たことが」と言ってやりたい。

普段プロフェッショナルの文章に触れないから、ど素人のわたしの文章が読めないのだ。

読みづらい文を読み切った猛者たちへ

…とだらだら書いたが、
こんな読みづらい文章を文字アレルギーの人がここまで読んでくれるわけないか、と今気づいた。

最後まで読んでくれた人は、
良いオチにたどり着けて良かったね(^_-)-☆